現在、日本国内においてオンラインカジノに関する法律はありません。
そんな現状で、安心してオンラインカジノを楽しむためにとっても大切なのがコレ↓
オンラインカジノの運営ライセンス制度
私たちが安心してオンラインカジノを楽しむことができるのは、海外のオンラインでのギャンブルを法的に認める国に拠点を置き、その国もしくはそれに準ずる機関によって発行されたライセンスを持つ企業が運営するオンラインカジノだけなんです。
日本人向けサービスを提供している主なオンラインカジノのライセンスは下の通り↓
オンラインカジノ名 | ライセンス |
---|---|
ベラジョンカジノ | キュラソー |
遊雅堂 | キュラソー |
インターカジノ | キュラソー |
カジノシークレット | |
エンパイアカジノ | パグコー |
Casino.me | キュラソー |
Casumo | MGA |
BONS | キュラソー |
ミスティーノ | キュラソー |
Gambola | MGA |
ビットカジノ | キュラソー |
カジ旅 | キュラソー |
Lottoland | ジブラルタル |
21.com | MGA |
チェリーカジノ | MGA |
ライブカジノハウス | キュラソー |
DORA麻雀 | マン島 |
ウィリアムヒル・スポーツ | MGA |
スポーツベット | キュラソー |
オランダ領キュラソー
オランダ領となってますが、カリブ海に浮かぶ島です↓
場所は、南米ベネズエラの沖合北約60㎞。1499年、アメリカの語源となったイタリア人のアメリゴ・ヴェスプッチらにより発見されました。大きさは、鹿児島県の種子島ぐらいだそうです。
YouTubeの動画を貼っときますね。
キレいなとこみたいです。いつか行ってみたいなあ。。。(^^;
キュラソー政府は、1996年にオンラインギャンブルを合法化しました。
キュラソーライセンスの証明書はこちら↓
実は、ここ最近までオンラインカジノ界隈におけるキュラソーライセンスの信頼度は、お世辞にも高いとは言えませんでした。
ただ、日本人プレイヤーにも評判のいいベラジョンカジノやインターカジノといった大手のオンラインカジノが、ライセンスを相次いで変更(ベラジョンカジノは2020年1月14日より。インターカジノは2020年1月15日より)。
変更前のマルタライセンスは審査が厳格なことで有名で、それゆえ信頼度も高かったんですが、一説によると仮想通貨に関する扱いが厳しすぎて、少し審査の緩いキュラソーに変更したのでは?という話もあるほどです。
実際、キュラソーライセンスに変更して以来、仮想通貨による入出金が可能になったようですし。。。
キュラソーライセンスを取得しているオンラインカジノ
※2021年9月14日よりMGAから変更
マルタゲーミングオーソリティ
マルタは、イタリアのシチリア島の南約93㎞に位置する島↓
なんと、犬のマルチーズの原産地なんですね。さらに、マルタ島には人口の倍近くのマルタ猫が生息しているんですって。
ちなみに、人口は約40万人で日本で一番人口の少ない鳥取県の57万人よりも少なくて、大きさは、東京23区の半分ぐらい。
ここもキレイなとこですね。。。
行ってみたい^^
マルタゲーミングオーソリティ(Malta Gaming Authority、略してMGA)は、2001年設立されました。そのライセンス証明はこちら↓
EU加盟の共和国でもあるマルタは、2004年にリモートギャンブルを規制する法律ができたことでオンラインカジノを規制する最初のEU加盟国となりました。
MGAライセンスを取得しているオンラインカジノ
マン島ギャンブル監督委員会
マン島と言えば、自動車メーカーのホンダがかつて二輪車のレースに挑んたことで有名ですが、場所はココ↓
地図でわかる通り、大ブリテン島とアイルランド島のちょうど間にある島で、大きさは日本の淡路島ぐらい。
さらに、このマン島はイギリス領ではなく「イギリス王室領」という、ちょっとしたトリビアも付け加えておきますね(^^;
オンラインカジノの歴史にも書きましたが、オンラインカジノが普及し始める時期に、その根幹となるソフトウェアを開発したMicrogamingという会社が拠点を置いていたのも、このマン島です。
1962年、マン島ギャンブル監督委員会(Isle of Man Gambling Supervision Commission、略してGSC)がマン島でのギャンブルを規制するために設立されました。
2001年には、オンラインギャンブル規制法(OGRA)が成立。2007年にオンラインギャンブルの広告規制、2010年には、ギャンブル監督法が制定されGSCの機能とステータスをさらに定義されたといわれています。
そんなGSCのライセンス証明はこちら↓
2020年1月のイギリスのEU脱退、いわゆるブレグジットによるギャンブル業界への影響は、ほとんどなかったといわれています。もともとマン島がイギリス領ではなくイギリス王室領だった(EUの一部ではなかった)ことが幸いしたのかもしれません。
GSCライセンスは、他のライセンスに比べて、その取得にかかる費用が高額ということもあり、国際的には評価の高いライセンスのひとつと言えるようです。費用が高いライセンスが取得できるってことは、資産がしっかりあって経営母体がそこそこ大きくない企業じゃないとムリですからね(^^;
GSCライセンスを取得しているオンラインカジノ
- DORA麻雀
※ 日本人対応のオンラインカジノでGSCライセンスを取得しているとこが少ないのは、なんでかな?
ジブラルタル規制当局
ジブラルタルと言えば、スペインのイベリア半島とアフリカ大陸の間のジブラルタル海峡ですよね?たま~にトライアスロンなんかをやってる人が泳いで渡る映像を見た覚えがあるぐらいだから、狭いんだろうなあ。。。
↑ぐらいのイメージだったんですが、調べてみると、ここもイギリス領なんですね。ちょっとビックリ^^
ちなみに、ジブラルタル海峡は一番狭いところで14㎞なんだそうです。
2000年10月、ジブラルタル規制当局(Gibraltar Regulatory Authority、略してGRA)は設立されています。
こちらがGRAのライセンス証明です↓
GRAライセンスを取得しているオンラインカジノ
パグコー
パグコー(Philippine Amusement and Gaming Corporation、略してPAGCOR)は、フィリピンのライセンスです。
PAGCORは、ヨーロッパ系のライセンス発行機関と異なり、Corporation(企業)となっていることが特徴といえます。
マルコス大統領の時代の戒厳令下、大統領令によって設立された企業で、現在もフィリピン大統領府の管轄下にあるようです。こちらがPAGCORライセンスのマーク↓
カガヤン特区以外のギャンブル全般の規制監督をすると同時に、独自のカジノとVIPスロットルームを運営している特異な存在です。ヨーロッパ系のライセンス機関では、規制監督しながら自分とこでもカジノを運営って、ちょっと考えられないでしょ?
ただ、このPAGCOR、教育庁と協力して学校を建築したり、災害救援、青少年へのスポーツ支援なども行っている模様。フィリピンらしいっちゃフィリピンらしいのかも(^^;
PAGCORライセンスを取得しているオンラインカジノ
Kahnawake ゲーミング委員会
Kahnawakeは、カナダのケベック州のモントリオール近郊にある先住民のモホーク族の居留地なんだそうです。
モホーク族には、ニューヨークの世界貿易センタービルやエンパイアステートビルを建設したとき、リベット工としてその建設現場で活躍し「スカイウォーカー」と呼ばれていたという逸話も残っているようです。
そんな居留地 Kahnawake に1999年、 Kahnawake ゲーミング委員会(Kahnawake Gaming Commission、略してKGC)が設立されました。KGCのライセンス証明はこちら↓
KGCライセンスを取得しているオンラインカジノ
その他のライセンス
これまで日本人向けオンラインカジノの主なライセンスについて調べてきましたが、それら以外のライセンスについてまとめてみることにします。
オルダニーギャンブル管理委員会
オルダニー島は、イギリスとフランスの間にあるイギリス海峡のチャンネル諸島に属する小島。先に記したマン島同様、イギリス王室領のようです。フランス本土から8マイル(約13㎞)しか離れてないのにね(^^; 場所はこちら↓
トリビアとして、人口は2000人ほどで島を取り巻く危険な岩と地元住民の飲酒文化のせいで「岩にしがみついている2000人のアルコール依存症者」と呼ばれているんだそうです(^^;
2000年5月、オルダニーギャンブル管理委員会(Alderney Gambling Control Commission、略してAGCC)が設立されました。AGCCのライセンス証明はこちら↓
英国ギャンブル委員会
こちらは本家本元ですね^^
2005年、英国ギャンブル委員会(UK Gambling Commission、略してUKGC)は設立されました。UKGCのライセンス証明はこちら↓
アンティグア・バーブーダ
オンラインカジノの歴史にも書きましたが、オンラインカジノの始まりは、このアンティグア・バーブーダでした。
しかし、現在日本人向けのサービスを展開しているオンラインカジノの中で、アンティグア・バーブーダのライセンスを取得しているオンラインカジノはありません。
まとめ
オンラインカジノで安心してプレイを楽しむための一番大事なことは、そのオンラインカジノが、海外の信頼できる合法ライセンスを取得しているオンラインカジノかどうかということでした。
ここで取り上げたオンラインカジノ及びライセンスに関しては、信頼のおけるものと考えています。
また、今後もさらに調べを進めて深掘りできたことは、追記していきたいと思いますのでお楽しみに♪